ねいしんブログ

婦負森林組合 振興対策協議会視察研修

3月16日、婦負森林組合 振興対策協議会の研修会が行われ、複数の地区に渡るより大型の集約化として、森林振興会の設立に取り組んでおられ、他の森林組合の集約化モデルとなっている、『富山県西部森林組合』を視察しました。まず、キノコの菌床栽培用に使われるオガ粉を生産する工場を見学し、竹島係長より説明を受けました。オガ粉の需要は年々増加しており、現状の入荷量では次年度以降オガ粉となる原木が不足するとのことでした。次に、砺波支所に移動し、福田支所長より砺波支所での大規模集約化の取組について講義を受けました。集約化は、役員と地域の振興推進員とが主体となって進めていくことで地域の事業となり、情報収集ができ合意形成が進み易いとのことでした。また、砺波支所は組織全体で集約化に取り組んでおり、ベテラン職員と担当者とが協力し合意形成の確認を行い、事業の発注、支払い業務は本所総務課、補助金交付申請業務を本所企画課が行う等、分業化することで効率のよい事業運営ができ、より多くの事業をこなせるようになったそうです。午後からは、2カ年計画で、間伐、主伐、広葉樹更新伐を行う、全体整備面積が約33haの現場を見せていただき、高岡支所の土佐係長と義浦主任に現場の説明をお聞きしました。スケールメリットを生かし、効率的に作業を行っておられました。富山県西部森林組合の皆さん、年度末のお忙しい中懇切丁寧なご説明、ご教示をいただき本当にありがとうございました。また、参加してくださいました皆様、ありがとうございました。