施業集約化森林整備事業

管内の森林が利用期を迎える中、小規模に分散した複数の森林所有者の隣接森林を取り纏め、森林の集約化を行い、一体的に整備をすることが可能になり、林業機械と効率的な路網整備を通じて施業の低コスト化を図りつつ、計画的に間伐や主伐、再造林等の森林整備を進めています。

路網整備事業

間伐をはじめとする森林整備において、木材の集材・搬出を目的として作業道を開設します。

間伐事業

混み合ってきた木々同士の競争を緩和させ、残された木が健全に生長できるよう適度な間引きを行います(間伐率20~30%程度)。伐らずに残された木は、枝葉を広げ健全に生長することで風雪害などに対して抵抗力の高い健全な森林となります。間伐材は、建築用材・木質バイオマス等の原料として活用されます。

主伐事業

成熟期を迎えた人工林資源の循環利用を進めるため、主伐を行います。主伐後の伐採跡地には、優良無花粉スギ「立山 森の輝き」を植栽し、再造林を行うことを原則とします。

広葉樹更新伐事業

広葉樹林の質的・構造的な改善のための、適正な更新を目的とした事業です。広葉樹林が高齢級化する前に更新を図ることにより、木材利用効果や地球温暖化防止等に貢献します。